Ⅰ.「匠」認定企業だからできるレーザー加工技術

1.豊富な受賞歴のご紹介

 

2010年大阪ものづくり優良企業賞 受賞

大阪には、オンリーワンの技術を持った企業、熟練の技や技術の高度化への絶え間ない努力により、幾多の景気変動や激しい価格競争を乗り越えてきた企業、環境・エネルギーやライフサイエンス分野など新技術や新製品で成長を続ける企業などが多数存在します。

「大阪ものづくり優良企業賞」は、このような優れた大阪のものづくり中小企業を公募し、「技術、QCD(※)、財務、CSR」の4つの視点で学識経験者等で構成する審査委員会が審査し、選定するものです。
 ※QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期、の略称)

受賞企業は、ものづくり紹介冊子「大阪の元気!ものづくり企業」に掲載し、大規模展示商談会でプロモーション活動を行うなど、「大阪のものづくり看板企業」として広くご紹介します。
また、受賞企業には匠ロゴマークをご使用いただき、「元気な大阪の中小企業」としてのPRを行っていただきます。

平成20年度から平成27年度までの8年間で、計493社の企業を選定しており、受賞後、国の「ものづくり日本大賞」に選定される企業を輩出するなど、ものづくり企業の「登竜門」となっています。

なお、大阪ものづくり優良企業賞は、大阪中小企業顕彰事業実行委員会(大阪府、大阪府商工会議所連合会、大阪府商工会連合会、公益財団法人大阪産業振興機構、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所で構成)が実施しています。


匠に加え、地元寝屋川市では「ものづくり元気企業」にも認定されています。

2.レーザー加工の工程

 レーザー加工直後

 

 

レーザー加工の前にデザイン通りに加工すると、細い線が切れてしまったり、つながる所が無くて抜け落とされてしまったり、熱でゆがんだりすることがよくあります。

 

これは通常の産業製品と違い、より複雑なデザインとなっているためです。

 

 

これらをクリアしてできたのが、この写真の状態です。裏面の状態ですがバリと焼けスパッタが見られます。

軽くバリ取りしたもの

 

表面なので焼けは見当たらないが、スパッタはあります。 

 スパッタが付着している

手作業で研磨 !

今のところ自動化できる機械は見つかっておりません。

細く突き出している部分や尖った部分などが特に研磨作業をやり難くしています。

 ステンレスなので鉄、アルミなどと違い粘り気がありバリ取り、研磨なども時間が掛かります。

断面の焼けなどの処理

全ての断面をチェックします。

電動リューターを使ったり、形によって

細いヤスリの丸、四角、三角、半月形などを駆使して納得いくまで手作業で仕上げたりしています。この作業だけで軽く半日やっていた事もあります。

Ⅱ.伝統工芸士による「こだわり」の金メッキ

1.伝統工芸士、「現代の名工」にも指定されています

高木金属さんでは2人が≪伝統工芸士≫になられています。

またそのうちの高木正光さんは【現代の名工】にもなられています。

 

≪伝統工芸士≫とは伝統工芸品を作る熟練の職人で、試験に合格した者をいう。

 伝統工芸品とは「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」に基づき経済産業大臣が指定した工芸品で、日常生活に使われ手作業で作られる100年以上続いているようなものである。

 

【現代の名工】とは卓越した技能者表彰制度に基づき、厚生労働大臣によって表彰された卓越した技能者の通称である。

平成16年に高木正光さんは以下の功績により現代の名工の称号を与えられています。

 

主に神仏金具、美術工芸品の製造において、めっき皮膜数ミリ単位の超厚付電気めっき加工を行う電鋳加工に優れた技能を有し、金銀めっき加工では約二十三種類の古代色の表現に成功、電導性のない強化プラスチック製大型製品へのめっき加工技術の開発等、業界の第一人者である。

2.メッキの工程

下処理

前田金属の作業が終わったものを鍍金の工程に入るときに入念に下処理をされます。

 

 

ニッケルメッキ

細いワイヤーで吊るします。

油分を落としている。 

洗浄 

ニッケルメッキ

 

 

ニッケルあがり 

さらにその上に銅メッキ1回目 

 

銅色が付いています。

 

銅メッキの2回目です。

槽も違います。

今度は長時間されてました。 

銅メッキした後に

銀メッキ1回目 

銀色に変わりました!

銀をはがしている様に見えますが、

艶消し作業だそうです。

何かで擦っています。

2度目の銀メッキへ 

ここで漸く、待ちに待った。

金メッキ です。

見る見るうちに金色になってきます。

一度、裏表をひっくり返します。

 

洗浄 の槽へ漬けます。

 

乾燥 

エアーで吹き飛ばしているところです。

 

金メッキ出来上がり

 

この後、クリアコーティング工程へ 持って行かれます。